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今年度の地区目標の一番目に、ロータリアンとしての資質
を高める努力を奨励しました。少なくても月に一度はロータリーに関する情報に目を通して頂
きたいとお願いを致しました。
RIの機関雑誌は「ザ・ロータリアン」でありますし、RI理事会が承認した雑誌は
「ロータリーの友」であります。これは我々ロータリ
アンにとっては購買義務が課せられています。日本の
ロータリアンの大多数が「ザ・ロータリアン」でなく、
「ロータリーの友」(「友誌」)を購入しておられると
思います。私は最近「友誌」が読み易くなったと思っ
ている一人であります。指定記事で会長の考え方や国
際的な動きが判ります。写真や地区のたより、わがま
ちわが地区、友愛の広場等で他地区の情報が入ります。
云いたい、聞きたいコーナーで会員のロータリーに対
する思いが伝わって参ります。風紋ではロータリアン
の奉仕に対する考え方を学ぶことが出来ます。また基
本の樹は新入会員にとっても、復習してみたい会員に
とっても大変重宝な記事だと思います。
2003−2004年2510地区ロータリーの友委員会年
報に「友誌」に関するアンケート結果が記載されてい
ます。対象は地区内各クラブの雑誌(ロータリーの友)
委員長さんで回収率97.2%です。その中に委員長さ
んが友誌をどのように読んでいるのだろうか。毎号楽
しみにしている割合は24.6%、一通り目を通してい
る割合は71%で殆どの方が読んでいました。しかし
毎月友誌の内容を簡潔に会員に紹介しているクラブは
39%で半数に満たない現状であります。委員長宛に
は会員より早く届くことが原則になっていますので是
非ご活用をお願いいたします。友誌についてのご意見
としてはカラー写真が多く目を引く、読み易くなった、
毎号良く工夫されている、満足している等、肯定的な
意見の多い中、奉仕活動の実践例や全く新しい取り組
みをしているクラブの内容を紹介して欲しい、ロータ
リアン以外の人が読んでも興味を引く内容が欲しい、
総じて人生の教科書的硬いイメージ、目立つ目次案内
が必要等、建設的なものも多く参考になりました。
友誌が国内のロータリーの情報源だとすれば、第
2510地区・月信は地区内の情報に役立つものかと思
います。特に今年度はロータリー100周年に因んで
表紙に細工がしてあり、13冊まとめると背表紙が虹
のようなイメージに工夫されています。目に止まった
時に再度読み返して頂けると参考になると思います。
雑誌ばかりでなく、ロータリー100周年記念に発
表された「奉仕の一世紀」則題にロータリー物語とつ
いておりますが日本語訳も読み易く、ロータリーの歴
史を知る上では貴重な一冊だと思います。まだお読み
でない方には是非お勧めしたいと思っております。い
ずれにしろ、どんな立派な雑誌や書籍でも良いと思わ
れる記事もあれば気にいらない部分も含まれていると
思いますが、関心を持って読めば自分の血になり肉に
なると考えます。
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