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ロータリー例会を楽しんでいますか? 例会が楽しくないと出席者は減ってしまいます。
我々はそれぞれ職業倫理を身につけ、しかも職業分類に基づいて選ばれて会員になっているわけですから、例会を楽しむ権利を持っていますが、忙しいから出席出来ない、例会が面白くない、話し相手がいない、敷居が高い等々の不満を小耳にすることがあります。まだロータリーを良く理解されていない方、余り関心が持てていない方に多いのではないでしょうか。 ロータリーの仕組みや規則は解っても、「親睦と奉仕」の理念を理解するのには時間がかかることも事実であります。また年齢差や会社の大小による遠慮があるとも聞きますが、ロータリーにとっては大きな障害にならないと思います。むしろ、相手を理解しようとする心、気軽に声を掛けられる仲間意識、ロータリーに対する熱意が重要です。私自身も頭の中で解っていながら実行に移せない場面が多く、悔やまれてなりません。
中年以上のロータリアンは祖父母、両親、兄弟、姉妹の家庭環境で育ち、切磋琢磨する人生道場がありましたが、少子化時代に入り、今や10人中7人が一人っ子なのです。人生土壌の変化する中で育った若者がやがてロータリアンとして各クラブに入会してくるのです。戸惑うことなく思いやりと寛容の心で受入れることが大切です。そこに友情が育まれるのだと思います。
ロータリーも100才になりますと、毎年クラブ役員が交代してもクラブ活動内容が前年を踏襲したものになると、いつの間にかマンネリ化して活性化を失ってしまいます。地域に信頼され、必要とされるロータリークラブであれば、それぞれの地域にあった奉仕活動の場は必ずあると思います。アイディアと汗をかく努力が必要だと思います。
日本は平和で豊かな国です。エステスRI会長の強調事項も余り切実に感じない会員が意外と多いのではないでしょうか。国際社会の中で日本は頼られている国であり、逆に国際社会からないがしろにされると生き残れない国でもあります。その社会の中で紛争が続き、貧困で苦しんでいる人達が想像を超える程大勢います。病魔に襲われ死を迎える人達も大勢います。世界平和を願うロータリアンとしては放置できない問題です。個人として、1クラブとしてはそれ程多くない寄付であっても、120万人、31,000クラブとなると大きな力を発揮します。ロータリー財団の人道援助活動の力は大きいのです。教育的プログラムでも、もうロータリーの役目は終わったのではないかと聞かれることがありますが、未開発国の教育の普及、ロータリーを理解する若者や世界平和に貢献する若者を育てるためにロータリーの援助が必要なのです。
親睦と奉仕こそがロータリークラブを活性化します。そして新しい仲間が増えることを期待して、ロータリーを祝おう。


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