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暮れも押しせまった12月26日にスマトラ沖大地震が発生しました。M9.0で阪神大震災の1,600倍のエネルギーと言われています。更に不幸なことにインド洋大津波を巻き起こし、過去に類を見ない大惨事となりました。東南アジア、インドは言うに及ばず6,000kmも離れたアフリカ東岸にまで被害が及んでいます。10 ヶ国以上、150万人が一瞬にして被害を受けています。2週間を経過した今でも、まだ被害の全容は不明であり、死者、行方不明者数もさだかではありません。運び込まれた救急支援物資も全く被災者の手に渡っていない所もあると言います。普段防災の備えのない、しかも観光地で旅行者が多かったことも、混乱に拍車をかけた原因となっています。
それにしても被災地域が余りにも広範囲であり、情報不足から救援の手を誰がどこから、何を、どのような方法で行ったらよいのか、迅速に動けなかった事情は想像にかたくありません。各国や団体、個人が救援の意思表示を次々にあげていますが、バラバラでは手の打ちようがありません。国連主導がようやく決まったので、これから組織的な支援活動が展開されることになりますが、まず早急に必要なのは食糧と十分な水でありましょう。飢餓と感染症の二次災害の拡大を防ぐことが大切であります。
国際ロータリーも救援活動をどのように行うか迷ったようであるが、1月4日に国際ロータリーが主体となることを各クラブに呼びかけました。勿論、友好関係にあるクラブや知人が被害にあわれた会員がクラブとして、個人として支援活動をされることは吝かではありません。しかし、各ロータリアン全員が、国際ロータリーの一員として一人でも多くの被災者の支援に協力することは是非必要なことだと思います。
2月は世界理解月間であり、その主旨にかなう奉仕活動と考えています。肉親を失い、家や財産や公共施設までを失った大勢の人達の支援は途方もない金額と時間を要することが考えられますが、世界の平和と人道的支援活動を1つの柱としている我々ロータリアンにとって心しなければならない事だと思います。
昨年は日本でも自然災害の多い年でありました。台風が10コも列島縦断をしたし、新潟・中越地方に大震災をもたらし、各地に大きな被害を与えました。被災者の皆さんには一日も早く立ち直っていただきたいと願っています。地殻変動の多い日本列島にあってはいつ、どこで大惨事が起きるかわからないと警告する学者も多いので、各自が常日頃備えをしておく事が肝心でありましょう。
話は変わりますが1905年2月23日はシカゴで初めてロータリーの例会が持たれた記念すべき日であります。かねてお願いしてあるように、各クラブで或は各グループで相応しい例会や集会を開いて欲しいと思います。今年は丁度ロータリー100周年に当たります。過去の歴史を築いてきた先人に感謝し、輝かしい将来に向かって祝う心が今求められています。昨今、日本では身近なロータリアンが退会されたり、新入会員が減少して淋しい思いもありますが、世界には120万人以上の我々の仲間がいることを忘れてはならないと思います。6月には100周年記念国際大会がロータリー発祥の地シカゴで開催されます。この節目の時にロータリアンで居られる幸せ感じながら大勢の地区会員と一緒に参加したいと願っています。そして世界の仲間達と一緒にロータリーを祝いたいと思います。


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