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2005年8月

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ロータリー財団は、我々が加盟参加している国際ロータリーの奉仕活動の大きな1本の柱をなしています。その資金は、会員等の寄付金でまかなわれています。2 0 0 2 〜 0 3 年度には、13,300万ドル以上の寄付を受け、クラブや地区が実施する人道的及び教育的プログラムを支援するために9,400万ドル以上を支給しました。
私達の地区でも、人道的プログラムとして、識字率の向上、医療や福祉、水問題その他に援助をしています。教育的プログラムは国際理解を推進することを目的として、国際親善奨学生や世界平和奨学生を援助していますし、研究グループ交換(GSE)の実施も継続しています。これらを経験した人達で組織された財団学友会がありますが、10月16日に行われた地区大会第1日に学友の皆さんによる記念フォーラムが当日参加されたロータリアンの皆さんに感銘と御理解を得カルロ・ラビッツアロータリー財団管理委員会委員長のお話では、今日、世界で40億人もの人々が1日2ドル未満で生活を余儀なくされており、推定6億〜10億の人達が栄養失調で毎日2万人が餓死している。世界人口の6分の1、ほぼ10億がスラム街に住んでいる。推定8億8,000万人の成人が読み書きが出来ず、その3分の2は女性である。安全な水が飲めない人が10億人いるため、発展途上国の人口の半数が汚染水による病気を患っている。また、現在、世界では20件以上の武力紛争が続いており30万人もの子供が犠牲になっていると報告されました。ポリオ根絶も大詰めを迎えています。1985年以来20億人以上の子どもたちがポリオの予防接種を受け、ポリオの発生が99%以上低下しました。患者数も700人弱となっていますが、ワクチン投与に手を抜くとたちまち汚染国は広がってしまう危険性をはらんでいます。
これら多くの諸問題に何故ロータリーが手を借す必要があるのでしょうか。統治能力を失った国、発展途上国に問題解決の力がないとすれば、166ヶ国、120万人以上の会員を持つ世界最大の奉仕団体が、国連や世界各国と協力して手を借すべきだと思います。我々ロータリアンは、世界理解と平和を達成しようと努力する国際ロータリーの一員だからです。
私も秋の夜長を静かにロータリアンであることを噛みしめたいと思います。


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