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ガバナーメッセージ  <第11回>

ロータリーを終わらせないためにも

 ちょっと衝撃的なタイトルで気を引いてみました。実際のところ、今年度の事業は残り2ヶ月でほぼ終わり かけています。今回の地区協議会が済んで、次年度のRIテーマ「ロータリーの未来はあなたの手の中に」が地 区内に浸透しているところです。さて今年度のテーマはなんだったでしょう。そういえば昨年度のテーマは。 答えられるのは、当該年度のガバナーだけかも知れません。
 ノミニー、エレクトと、ガバナーに近付くにつれ、やりたいことをどうやって実現させようかと、老いた脳 細胞を奮い立たせます。それは楽しみな準備期間でもあり、不安も伴います。えてして不安の部分が現実にな ります。ガバナーは、敬意を表されても権力者ではありません。そのことが、ガバナーになるとよくわかりま す。思い通りにならないことは多々あります。細かい事業だけではなく、基本方針さえも揺るがされます。当 然やるべきことが実現できない、させようとしないロータリアンが少なからずおります。語弊を恐れずに表す れば、絶望感を抱く事があります。
 ガバナーの動きは、すべてガバナー事務所でまとめています。上半期は公式訪問で埋まります。下半期もIM や周年式典など、ある程度の予定が年度始めから入っています。それを確認もせずに行事を組み立てる委員会 が多々あります。打診があっても先約があれば、残念ながら欠席せざるを得ません。それは当たり前の踏む手 順です。既に行事日程は決まっており、事務所に伝えてみたら行事が重なっていた。それではガバナーは出席 できません。日程変更の努力も無く、それを企図して、つまりガバナーを端からはずして行事を進めようとい う魂胆だとしたら、ガバナー軽視も甚だしいと曲解致しかねない事もあるかも知れません。
 こうした話題は、他地区でも聞かれます。どのガバナーも、全方位に通じているわけではありません。不得 手な分野もあります。新世代に疎いガバナーの多くが、インターアクトやローターアクトからの情報がまった く無いのに違和感を覚えています。とりわけ事後報告で済ませてしまいます。尋ねれば「だってガバナーは若 者に興味ないでしょう」。これを優しい言葉に翻訳すると「新世代の行事でガバナーのお手を煩わせるのもい かがなものかと思いまして」という事かなとも思われます。確かに行き違いがあったのかもしれません。新世 代活動をあからさまに下位に見るガバナーもいました。そういう年度が続いて、新世代側が辟易して「もうガ バナーには頼まない」となったのなら、不幸なことです。しかし、手続きは手続きです。RACやIACの予算編 成はガバナーの仕事ですし、交換学生が行くにも来るにもガバナーが国際的な責任を負います。月信を読んで みたら、ガバナーが知らない地区行事の報告が掲載されている事があります。この事態がおかしいと感じられ ないのでは、おかしい。おかしいと感じられないロータリアンが、若者に何を教えるのか疑問を感じます。
 数年前の受入学生の歓迎会の事です。ガバナーが挨拶をしている足元で、派遣・受入学生らはあぐらをかい て座っていました。地区青少年交換委員は誰も注意しません。見かねた出席者の一人が直接、学生に立つよう 促しました。学生らは渋々立ち上がりました。
 インターネットで「ロータリー」「留学」と検索してみると、派遣候補生の赤裸々な心情がブログに綴られ ています。ロータリーへの感謝は、1割。あとは「ロータリークラブとかいうのがタダで留学させてくれるら しくてラッキー」「どうせ金持ちの道楽」。赤裸々もここまで来るとお見事です。オリエンテーションでしっか り研修を受けてもらわねば。と思ったら「つまらない。ロータリーなんて嫌い。でも来日している留学生たち と会えるのは楽しみ」。これは全国的な傾向の様です。帰国しても例会に報告に来ない学生もいます。大勢の 関係者に物心両面で支援してもらってまで続ける事業なのでしょうか。
 昔も好々爺というのはいました。一方で頑固親父、雷オヤジというのも存在しました。礼儀をわきまえない 若者に喝を入れる役割を担う大人がいました。新世代活動は、若者を甘やかす事業だと誤解している向きも見 られます。このおかしい事業が定着するようでは、ロータリーも終わりです。
 何か新世代攻撃になってしまいましたが、負の部分の具体例を取上げてみました。来月号では楽しい話を書 こうと思ったので、敢えて今月号はネガティブな話題を取上げてみました。御容赦下さい。




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