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ガバナーメッセージ <第１０回>
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「今月はロータリー雑誌月間です」
1952年( 昭和27年）、それまで日本には国際ロータリー第60地区として一つの地
区であったのですが、1952-1953年度から東日本と西日本の２地区に分割されるこ
ととなりました。
1952年４月の地区大会に於いて共通の雑誌を発行することが決定したのです。
それから55年、現在は34地区の共通の雑誌として「ロータリーの友」が日本のロー
タリーの心を伝え続けております。
50年にわたる紆余曲折の詳細がロータリーの友ホームページに紹介されています。
国際ロータリーの発行する "The Rotarian" の他に30の地域雑誌が発刊されてい
ます。発行部数を見てみますと、"The Rotarian" の50万部を除くと地域雑誌として
は日本の「ロータリーの友」が12万部でトップの部数を誇っております。デンマー
クの68,000部、英国の63,800部と続きますが、デンマークは年８回、英国は隔月の
発刊ですので、地域雑誌としては日本は断然トップの座を占めております。
雑誌を通してそれぞれの地域でロータリーの様々な情報を共有できるのです。こ
れらの地域雑誌には必ず "The Rotarian" から提供される指定記事と写真を載せな
ければなりません。ですから、どの国の雑誌を見ても全世界共通のロータリー情報が
得られる仕組みになっています。
その情報のきめ細かさは日本が一番であると思います。
世界中で日本のロータリアンがロータリー情報に関しては知識が豊富であると自
負しても良いと思います。・・・但し、皆さんがページを開いてさえくだされば！
どのような団体にもほとんどが機関誌などその団体の情報誌を有しています。共
通の情報はどんな団体にも必要欠くべからざるものだからです。
ロータリーも例外ではなく、共通の情報から様々なアイディアが生まれ、国際奉
仕のきっかけをつかみ取ることが出来ます。
そこには国際ロータリーの抱えている様々な問題や、素晴らしい奉仕の実績が掲載
されているばかりでなく、ロータリアン個人個人の意見や活動が紹介されています。
もとより、RI 細則（20.030.1.）に記載されているように、ロータリアンはこれら
のRI 理事会公認の地域雑誌は会員でいる限り購読しなければならない訳です。
しかし、現状を見てみますとクラブによっては会員数と購読数が一致しないクラ
ブがあります。会員数は常に変動いたしますので、その都度雑誌の購読数も変動す
ることになりますが、うっかりしていますと、新入会員に雑誌の購読を忘れている
ことがあります。
ご苦労様ですが、各クラブの幹事さんは会員数を上回る雑誌の購入をして下さい
ますようお願いいたします。
会員数より多く雑誌を購入して下されば、余剰分を公共の場に置いたり、会員候
補者にいつでも配布して読んでいただけます。
私をロータリークラブに勧誘した先輩は、断り続ける私に１年間「ロータリーの友」
を送付してくださいました。それで、入会したときにもロータリーの活動に自然に
とけ込んでいくことが出来ました。
自分が読むだけでなく雑誌をもっとロータリーの活動に活用しようではありませ
んか。
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