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ガバナーメッセージ  <第4回>

「職業奉仕・米山月間に寄せて」

 「日本ロータリーの父」と呼ばれる米山梅吉氏の遺徳を記念して、東京ロータリー クラブが「米山基金」構想を立て、国際奨学事業をはじめ、賛同する日本全国のロー タリークラブにその輪が広がり、1967年(財)ロータリー米山記念奨学会が設立され ました。50有余年の歴史の積み重ねと共に世界に類を見ない日本独自の多地区合同 奉仕活動として発展を続けております。年間の奨学生は約800名、これまでの支援 奨学生は1万3千人を超え、出身国は世界106カ国に及んでおります。日本国内では 民間最大規模の奨学事業であるばかりでなく、地域のロータリークラブがスポンサー となりそのクラブから奨学生に対してカウンセラーのロータリアンが学問以外に日 本の文化や奉仕の現状を学んで貰い世界平和に大きな功績を果たしているところが 他の奨学制度に見られない特徴であります。
しかしながら、昨今の日本におけるロータリー会員の減少から奨学資金が減少の一 途をたどっております。この事業の更なる充実と発展に向け会員皆様の多大なご理 解とご支援を改めてお願い申し上げる次第です。
 今年度の地区目標額は一人当たり普通寄付金4,000円と特別寄付金12,000円合わ せて16,000円です。月割りにして一人当たり1,400円です。みんなの力が大きな奉 仕につながります。一月に2,500円で財団の100ドルも米山も目標を達成できます。 ロータリーは創設当初より金持ちの集まりではなく、平凡な金銭的に余裕のない経 営者の集まりでした。今も当然そうであります。一人が多額の寄付を負担するので はなくみんなで少しずつ平等に負担しようではありませんか。
 職業倫理を実践しているロータリアンではない企業は沢山あります。ロータリー の職業倫理と全く同じ考えの基で社会に貢献している人たちも沢山おります。しか しながら、ロータリーの職業奉仕とどこが違うのでしょうか。  ロータリーの職業奉仕は、一人での実践ではなく会員相互の深い親睦に基づいた 大きな広がりを持つものであり、友情の大きな輪となった職業奉仕なのです。この ことによって、一人での善行とロータリアンの善行とは大きな違いがあるのです。
 その基本となることは、とりもなおさず、当たり前のことですが、例会への出席 に他なりません。例会に出席し、他業種の善行を重ねている会員との深い絆を確認 し合い、理解し合い、情報を交換することによってロータリーの神髄が発揮される のです。
 例会への出席は権利であり、得難い勉強の場であります。出席率が上がると言う ことはロータリーへの理解度を表しており、さらに新入会員を惹きつけるものであ ります。親睦が深まれば、あうんの呼吸で奉仕活動の輪が広がります。職業倫理に も認識を新にすることが出来ます。
 例会を楽しみましょう。家族もロータリアン以外の友人知人をも巻き込んでロー タリーの良さをアピールしましょう。
 職業奉仕の第一歩は例会への出席です。



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