氏 名:橋本 信夫
プロフィール:
.1932年:岩内町生まれ、岩内高校卒業
.1957年:北海道大学大学院獣医学研究科修士課程終了
.1957-72年:札幌医科大学助手・講師
.1962年:ニューヨーク市公衆衛生研究所留学
.1962-77年:ニューヨーク血液センター研究員
.1975年:リベリア共和国立医学生物学研究所派遣
.1977年:北海道大学獣医学部教授
.1996年:北海道大学名誉教授
専 門: 獣医公衆衛生学・人獣共通感染症学
所属団体:札幌彫刻美術館友の会(会長)、札幌円山動物園友の会(会長)
趣 味:美術館・博物館巡り・アフリカ彫刻収集・バロック音楽鑑賞・採集的野生生活
ロータリー歴:
.1996年:札幌西RC 入会
.1997年:GSEチームリーダー
.1999年:地区GSE委員長
.2004年:地区国際奉仕委員長
地区派遣GSEチームリーダーとして:
当地区のGSEプログラムは2002年を境に、従来の米国、カナダ、オーストラリアなどの英語圏との交流からアジアの発展途上国へと大きく転換した。今回のタイ国派遣はフィリピンに続く、アジアでの第2弾である。
昨年度はタイ国の3350地区チームが来道し、各地で会員によるホームステーを背景に、多くの人々が南国情緒豊かなタイ国の生活文化の一端に触れることができた。元来、国際親善は住民の異文化への暖かい眼差しと好奇心が土台となって深まって行くものなのである。
わが派遣チームは、GSE委員の指導の下に毎月1回のミーテングを重ね、各メンバーの持ち味を生かしながらチームとしてまとまりを帯びてきた。このチームがタイ国の人々と一緒に、言葉や生活習慣の違いを乗り越えて互いに好奇心の目を輝かせ、職業や生活文化の共通点と相違点を認め、納得し合うことから新しい発想や行動の芽が生れ、大きく育って行くに違いない。
日本を取り巻く厳しい国際情勢の中で、身近なアジアにおけるこれらの国際交流体験が若者たちの目を開かせ、次の時代に連なる新しい国際理解の一歩になれば幸いである。