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TOPICS【2005.1.1】

新年のご挨拶
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新年のご挨拶
国際ロータリー第2510地区 ガバナー 遠藤秀雄

 明けましておめでとうございます。

 昨年は7月からの上半期、公式訪問や地区大会等、あわただしい6カ月でしたが、地区会員の皆様には大変お世話になり有難うございました。

 今年度はロータリー100周年にあたり、後半期には、4月29日〜30日国際ロータリー会長主催会議が東京で、6月19日〜22日国際大会がシカゴで開催されます。大勢の会員のご参加をお願いします。

 当地区でも2月23日の記念すべき日に各クラブ或は各グループが例会もしくは集会を持っていただく予定になっています。もし私の希望が叶えられるならば、ご家族や地域の方々にロータリーの日頃の活動の一端を紹介できる場であって欲しいと願っています。そして100年に1回の機会を有意義に皆でロータリーを祝いたいと思います。

 1月はロータリー理解推進月間で、1988年から実施されているロータリーの特別月間の1つであります。クラブ会員には、ロータリーについての知識と理解を深めてもらい、一般市民には、我々の奉仕活動を理解してもらうためのプログラムを実施、推進することが主旨であります。ロータリアンは誰でも、ロータリーは職業を通して親睦と奉仕をする団体であることは知っています。エステスRI会長は職業奉仕が、奉仕活動の基本理念であることを強調しています。ラタクルRI元会長は職業倫理の重要性を説いています。企業の脱税、不正取引や官公庁にまで及ぶ不正経理等、職業意識の変容する今、我々ロータリアンにとって最も大切な課題だと思います。

 ロータリーには2つの公式標語があることを、すぐに思い出せないことがあります。1つは「超我の奉仕」であり、第2は「最もよく奉仕するもの、最も多く報われる」であります。ロータリー精神を端的に表現した標語であります。その由来や意義については職業奉仕地区カウンセラー石垣博美氏が月信10月号に詳しく解説しておられるので参照願います。

 最も気遣りなことは、新入会員の減少と退会者の増加であります。特にロータリーが理解される前に、馴染めず去ってゆく会員が少なくないように思います。ロータリーは出会いを大切にする場であり、思いやりを大切にする場でありますが、同時に新入会員に早くロータリー精神を理解してもらえるプログラムが各クラブで用意されることが必要かと思います。そして真のロータリアンがどんどん増えてゆくことが、これからの100年のロータリー活動に不可欠だと考えます。



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